隠れごみ屋敷の特徴

 隠れごみ屋敷とはどのような状態なのでしょうか。

隠れごみ屋敷とは住宅の外観に違和感が何一つ無いと言うことが最大の特徴ですね。

要するに家の外にはごみが一つも見当たらないのです。

しかし玄関から一歩家の中へ入れば入るほど、部屋中がごみに占拠されています。

一般的に多いのが賃貸住宅でしょう。

なぜ、この様に部屋がごみに占拠されるまで放置してしまうのでしょうか。

隠れごみ屋敷に多いのは男性では無く女性が圧倒的に多いのが現状のようです。

隠れごみ屋敷にしてしまう女性の年代は、10代~80代ととても幅広い年齢層です。

もちろん年齢層により原因や抱えている問題は異なります。

まず若い世代での隠れごみ屋敷を考えてみましょう。

ほとんどのごみ屋敷の住人に言える事は、「貧困」がキーワードだということです。

また、心の病、セルフネグレクトを患っている人も少なくないようです。

とある隠れごみ屋敷の住人は、病院にも行こうとせず自室で亡くなっていたり、ある母親は大量の使用済みの紙おむつを部屋中に放置して生活をしていたり、など普通に生活をしていれば、あり得ないことが多いのではないでしょうか。

部屋が散らかったりごみが増えたら、掃除したりごみを捨てるということは子供の頃から教えられてきた事なのですが、それが出来ない大人が現代社会では非常に多いようです。

高齢者の場合

 高齢者の場合では、高齢者の隠れごみ屋敷はどのような状態なのでしょうか。

この場合も高齢者ということから、病気が関係している場合が少なくありません。

例えば認知症から、必要な物と不必要な物の区別ができずごみ屋敷になるケースがありますよね。

もう一つは身体的低下による隠れごみ屋敷です。

この身体的低下による隠れごみ屋敷とは高齢者によくある、ひざや腰・腕・肩が痛くてごみ出しが出来ず、その結果隠れごみ屋敷になってしまうケース、 ごみ出しに失敗し周囲から注意を受けごみを出すことに自信を無くしてしまい、隠れごみ屋敷になるケースがあります。

この自信を無くして、というのは、近年ごみの分別が複雑になり、思うように分別が出来なくなった高齢者がごみステーションにごみを持って行って注意を受けてしまうことが原因です。

最近、自治体でもごみ袋に名前や住所を書いて出さなければならない場所もあり、自分のごみ袋だけ回収されないなど不満を持ちごみ出しに行かなくなるケースが実際にあるようです。

なんだか切なくなるような話ですが、実際に起こっていることなのですね。

高齢者にも分かりやすいごみ出しの方法、またはごみ出しのフォローも必要ではないのでしょうか。

チェックをしてみよう

 自宅が隠れごみ屋敷だと気付いていない、または分かっていて悩んでいる人は、パッと見、印象も普通で真面目な人が多いものです。

自分ではなかなか気付けない部屋の中もこのリストで簡単にチェックすることができます。

・セルフチェック表

ごみ屋敷レベル1
・床がごみで隠れていて、脱いだ服が散乱
・新聞紙や雑誌、ペットボトルなども溜まり始めている
・郵便受けも、チラシや新聞が挟み込まれたまま。

ごみ屋敷レベル2 ・ひざ上まで、ごみの高さがあり天井を近くに感じている
・物が散乱しすぎて冷蔵庫の扉が開けられない
・お風呂場がごみ置き場に近い状態。

ごみ屋敷レベル3
・腰~胸の高さにまでごみの山ができている
・ごみが全体的にドロドロになっているため、害虫やネズミが大量発生している
・家中がごみで埋まっていて部屋の位置も把握できずドアの開閉も困難

ごみ屋敷レベルが高くなればなるほど、個人での廃棄はかなり難しくなります。

部屋中のごみをまとめるのにも、多くの時間がかかりますし、マンションやアパートの上階に住んでいる人だと、ごみ捨て場まで持っていくのも大変な重労働でしょう。

自分で処分が難しい場合は、専門業者へ速やかに相談しましょう。